フリーエンジニアでは情報収集力の高い人材や自己管理能力の高い人材、エンジニアとしての技術力に長けた人材が求められる。フリーランスのエンジニアにとって情報を収集する能力や情報を分析する能力は欠かせないスキルである。
IT業界は技術の移り変わりが激しい傾向にある。半年や1年で技術が変わってしまうことも少なくない。いち早く有益な情報を収集してエンジニアの仕事に活かせるものかどうかを分析できればフリーランスのエンジニアとして活躍できる可能性は高くなる。情報を上手く利用できれば優秀な人材であることをアピールできる。高単価の仕事を請け負えるチャンスも増えるため、安定した収入も得やすくなるだろう。
次に自己管理能力だ。自己管理能力はフリーランスのエンジニアになるのであれば必須になると考えていい。営業や交渉、仕事のスケジュールを考えて納期までに仕事を完成させるという流れをフリーランスのエンジニアは全て自分で行う必要がある。この全ての管理を行える能力がなければ抱えきれない量の仕事を請け負ってしまう場合や体調を崩してしまう場合があるため、注意しておく必要があるだろう。
他にもエンジニアとしての技術は必須事項だ。いくら交渉が上手くても自分でこなせる範囲の仕事でなければ失敗してしまう。少しでも高い単価の仕事を請け負えるようになるにはエンジニアとしての技術力を向上させる努力が大切になってくる。
これらの能力を持っている人材がIT業界に求められている人材で、フリーランスとして活躍するための条件となる。今後、フリーエンジニアとして案件の単価設定や単価アップに悩んだ際には、上記の能力が身についているか自問自答してみるといいだろう。